猫好きのあなた!こんな経験ないですか??
・大切な陶器や猫が興味を引きそうな小物を無造作に並べておいたら壊された。
・大切な仕事の書類を机の上に置きっぱなしにしたら、その上にネコが乗っかってくしゃくしゃにされた。
・PCを使っていて「保存」しないで席を離れている間に、猫がキーボードを触ってファイルが消えた。
などなど・・・
私の笠原 由加里愛猫をしつけるマニュアルを読むとこのような悩みを全て解決し大変難しいと言われているネコの「しつけをつける」という事が可能です。ネコという動物を理解しその習性を利用し自分の飼っているネコを察することでしつけをつけさせます。
私は、愛猫をしつけるマニュアルをするキャットトレーナーというお仕事をさせていただいています。
愛猫をしつけるマニュアルのプロとして自信をもって仕事をしています。
私は特にTVに出演や雑誌に連載などの輝かしい経歴は一切持っておりません。
ですが私の所には数多くの愛猫家の方が相談にきます。
これは猫の全てを私が知っているからです。
私のところにしつけを頼みにくる方の多くが、以下のようなことで悩んでいます。
・書店でしつけの本を買ったが全然効果がない。
・しつけのスクールに通ったが全く効果がない。
要するに、世の中に出回っている本に書かれているしつけ方法でも、猫をしつけることはできないということです。
ネコに「しつけをつける」のは大変難しいです。
ネコは犬とは違い人間のために働く、人間を喜ばせるために「改良されてきた」動物ではないからです。
私はネコをしつけるよりも、自分が「ネコにしつけられる」方が楽だと思っています。
ただし、「ネコにしつけられる」の意味は、ネコをわがまま放題に放任する鳴けば「お腹がすいたのね」と餌を出し噛みつかれても「私が好きなのね」と我慢しソファや柱で爪研ぎされても「しょうがない。かわいいから」と諦めることではありません。
人間と一緒に生活するために、ネコにも最低限覚えて欲しいルールがあります。
ネコにとって人間との関係は「飼い主」と「ペット」という認識ではないでしょう。
しかし、人間が自分(ネコ)とは違う「生き物=人間」であることを、忘れてもらってはこまります。
ネコの顔色を伺ってご機嫌を取るだけ-挙げ句の果てに同居生活がぎくしゃく困った関係にならないように。
飼い主(同居人)は餌をくれるし、トイレの掃除もしてくれる、かわいがってくれる
けれど「これ」をしたら同居人に叱られる、同居人が嫌がる、同居人が悲しむだからやってはいけないことがある、と覚えてもらいましょう。
私は「ネコにしつけられる」方が楽、と書きましたが、これは大切な陶器やネコが興味を引きそうな小物を無造作に並べておいて、ネコに落とされた、壊された大事な仕事の書類を机の上に置きっぱなしにしたら、その上にネコが乗っかってクシャクシャにしたPCを使っていて「保存」しないで席を離れている間に、ネコがキーボードをさわってファイルが消えた
…などなど…
こういう事柄に関しては、ネコと同居する以上
「ネコがいるからこんなことをされるかもしれない」
「でもそれに対して防衛策をとっていなかった自分のミス」と
諦めて、次回からは防げることであれば先回りして対策をとっておく、という意味です。ネコと暮らす上で起こるかもしれないハプニング、しかしそれが事前に予測できて防げることであれば、これはネコにやらないでと「お願い」するよりも「ネコにしつけられましょう」。
猫は、あなたの癒しになってくれるはずだったのにあなたのよきパートナーになってくれるはずだったのに、一緒に楽しい時間をすごすはずだったのに、今では、癒しどころか、ストレスにさえなり、毎日疲れてしまっているかたがとても多いのです。
しつけをがんばってもうまくいかないのは、その方法が間違っているからです。
そんな生活から抜け出し、愛猫と夢見た生活のために、一歩踏み出してください。