内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といい、治療の対象として考えられるようになってきました。
肥満症や高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病は、それぞれが独立した別の病気ではなく、特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満といいます)が原因であることがわかってきました。
内臓脂肪は、エネルギーの貯蔵や内臓保護などの重要な役割を持ってはいるんですが、増えすぎると肥満が疑われ、生活習慣病になる可能性が高くなります。
特に最近問題視されているのは体脂肪の中の「内臓脂肪の過剰」です。
内臓脂肪型肥満になると、糖尿病や高血圧、高脂血症を併せ持つ率が大変高いことがはっきりしています。
その結果 、動脈硬化が進行して、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの発症率が高まることも予測されてます。
一般的には、内臓脂肪などの体脂肪はそう簡単に減らすことはできないと言われています。
一時的に断食(だんじき)などを行えば、もちろん体重は減りますが健康を害する恐れがあり、真のダイエットとはいえません。
大切なのは体重を一時的に減らすことではなく、体脂肪が減少した状態を維持することなのです。 内臓脂肪の減少には、やはり「運動」が大切です。ポイントは内臓脂肪を効率よく動かすこと。
実は内臓脂肪を効率よく動かすために、空手の動きに大きなヒントがあります
内臓脂肪を効率よく動かすために「伝統空手の技」を未経験者でもカンタンに実践できるようにアレンジしたトレーニングをご紹介します。