日経225先物に限らず、株にしても、FXにしても、今やシステムトレード抜きには相場を語ることはできません。
システムトレードは、決められたルールに従ってトレードする手法です。
したがって、経験則や相場勘に頼った裁量トレードとは全く異なります。
そのルールは、過去のデータを分析・検証して作られますが、データの蓄積が多いほど、検証期間が長いほど、ルールの信頼性は高くなります。
Dr.225のコンセプトの1つは、長期間にわたって、安定して高い利益を稼ぎ出すことです。
システムトレードが浸透してきた現在、勝率60%近くでなければ優れたシステムとは言えなくなっています。
1年や2年の短期間であれば、カーブフィッティングで勝率を60%以上にまで上げることは意外と簡単にできます。
では、10年を超える長期間の場合はどうでしょうか?
かなり高いハードルになってきます。
しかし、
Dr.225はこの高いハードルを、18年10ヶ月という長期間にわたってクリアしました。
Dr.225は安定したパフォーマンスを上げることできるのでしょうか?
それは、順張りと逆張りの融合、テクニカル指標で言えば、オシレーター系とトレンドフォロー系の指標を上手く融合しているからです。プロのトレーダーを始めとして、システムトレードの世界では、テクニカル指標を基本にすることは当たり前のことになっています。
しかし、テクニカル指標は、必ず長所と短所を併せ持つため、単独で万能のテクニカル指標などは存在しません。
そのため、プロ、アマを問わず、システムトレーダーは、自分が使いやすい指標を組み合わせたりして使っています。
ただし、指標の種類はそれほど多くはありませんが、基礎となる日数や、組合せなどを変えることによって、実際には無限に近い数のパターンを作り出すことができます。